月9『プライド』にUFO!
UP : 2004.01.20
 『ニラサワさん。』発売後、反響が今ひとつはっきりしません。

 「火星人の住民票を持つ男」なんてオビ・キャッチを付けてしまうと、一般の常識人は「なに冗談言ってんだ」と見向きもしないのは分かりますが、読んでくれた人からも「あの内容は本当なんですか?」と、疑いの言葉が帰ってきます。
 
 2月27日夜8時放送のフジテレビ「パンドラの秘宝」でも、どうやら収録のほとんどがカットされたあげく、宇宙人Jの写真の所だけ残し「ウソつき」「ばかやろー」という司会者やゲストの発言が出るようです。番組の最後にチョットということでしょう。
当サイトのニュース欄にも出ているように、ベルギーのトライアングルUFOや、日航ジャンボ機遭遇事件、火星写真の偽装などの内容の放映はムリのようです。

 結局、アメリカが発表したスピリット探査機の火星写真を見て「火星には何も生物はいない」と思っている人が殆どのようですし、まして「火星人」となると、ついて来れないのは当然なのでしょう。しかし、こちらのサイト(<クリックしてください)などでは、探査機の日時計の色あいの変化から、火星が地球と変わらない青い空だということが既に証明されているということを、どれだけの人が知っているのでしょうか?

 左下の明るい画像は、アメリカから私宛に送られてきたものです。これが本当のスピリット探査機の火星画像ではないかということですが、皆さんはどのように判断されますか? 私は、一般に報道されている色は変更されたものであり、青い空の方が真実だと考えます。

受け取った画像 NASA発表の火星画像

 さて、今回の『ニサラワさん。』出版後、宇宙人Jの名前に関し、ある不思議なことがあって、友情寄稿してくれた古山氏は「Jが、応援してくれている」と言ってくれ、私も元気付けられたのでしたが....

 それを証明するかのように、UFOが現れました!

 「UFOのビデオ映像を見てもらえませんか」と、写真週刊誌の「フラッシュ」から電話が入ったのです。最初、また何かの誤認ではないかと思いましたが、何の情報もない段階で、すぐに行ってみる気になり、仕事が終わってから光文社に出向いてみました。

 打ち合わせコーナーの大型テレビで、すぐに再生してもらいましたら、オー!「これは確かに本物だ」と判断しました。直線の飛行だといっていましたが、どうもカーブしているようでもあり、また最後に急上昇するときに、太陽光による影とは逆の方向に暗い部分があり、フォースフィールドの影響も出ているようでした。
その後、これがフジテレビの月曜9時の看板番組だと分かり、びっくりしました。

 締め切りも迫っているようなので、すぐに水島さん(たま出版刊『あなたの学んだ太陽系情報は間違っている』著者)の所で分析してみることにしました。夜分にもかかわらず、快く引き受けていただき、編集者二人を連れてうかがい、DVDに落として分析にかかりました。以後の詳しい様子は、雑誌 (写真週刊誌「フラッシュ」1月20日発売)に掲載されていると思いますので、そちらをご覧下さい。

 その後の分析で、水島氏は最初、丸いオブジェの穴から立ち上がって来る時、物体は木の「向こう側」からではなく「手前」を飛行しているらしいというので、相当近くを飛んでいることになりますので、大きさ30〜60センチくらいの、いくらか上部が盛り上がった楕円物体ということになります。輪郭は、近い割には不明瞭で、電磁場のフィールドの作用が出ているように思われます。

 水島氏は「木の枝の手前を上昇していく時、UFOは半透明だったのではないか?」と見ていますが、私には木の向こう側のように見えましたので、もしそうだとすれば、物体は半透明にはなっておらず、その大きさは1〜3メートルくらいということになるでしょう。

 UFOは途中水平飛行になる時は「白色」で、いくらか上部が盛り上がっているのが分かります。そして最後は急上昇していきますが、上に向かう直前、2コマほど物体は消失しているというか「空の色と同色」になっているようです。
その後上昇する時に、右側にUFOの「影」が現れます。キムタクさんの顔に当たっている太陽は右側から当たっていますから、物体の影がフォースフィールドの具合で出ているのか、円盤の下部の陰なのかは意見が分かれるところです。

 ロケは12月24日に行われたようですから、大晦日の特番の直前で、私にはなにか味方の応援を得たような気がしています。
今年に入って、矢追さんのサイトの書き込みにもあるように、東京湾あたりで目撃が相次いでいるようでもあり、それが応援なのか、何らかの警告なのか、いずれ結果が出るのでしょう。

 UFO・宇宙人問題で最も重要なことは、『ニラサワさん。』の中での宇宙人Jの紹介でも分かるように、地球外知的生命体が「われわれ人類と大差ない姿」で、それでいて、より高度な文明社会を形成しているということでしょう。しかし、惑星の数からして分かるように、その多様性から「宇宙人とはこうだ」と、簡単に言い切ることができない状況にあります。
当局はその実情を知ってはいるのですが、大衆の意識に対応する術を知りません。このことが非常に大きな課題なのです。

 これからも、この問題をさらに追及していきたいと思います。
韮 澤 潤 一 郎
にらさわじゅんいちろう

韮澤潤一郎の監修本
1945年新潟県生まれ。
法政大学文学部を卒業。

科学哲学において、
量子力学と意識の問題を研究する。

たま出版社長 他各社役員・
UFO教育グループ主幹。
 小学生時代にUFOを目撃して以来、40年にわたる内外フィールドワークを伴った研究をもとに雑誌やテレビで活躍中。1995年にはUFO党より参議院選挙に出馬。最近は、『たけしのTVタックル』などの番組に出演、超常現象肯定派の側に立って論陣を張る。UFO絶対肯定派。これまでに『ソ連東欧の超科学』『ノストラダムス大予言原典』『第三の選択』、「エドガー・ケイシー・シリーズ」「UFOシリーズ」などのベストセラーを手がけてきた。

 UFOと超常現象における研究の主要なテーマは、UFO目撃事件に始まり、宇宙開発や軍事上の情報操作の実態、宇宙考古学的な視点から見た人類の歴史、ミステリーサークル出現にいたる近代の文明に及ぼす宇宙人の動向、多様なコンタクト事件から判明する宇宙人の文明と、われわれ地球人の進化と能力の展望。