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![]() UP : 2004.02.09 |
火星の大接近に機を一つにして、各国が火星探査機を送り込み、これまでに無く多くの画像が公開されています。 さらにネット時代を反映し、情報が瞬時にして世界を駆け巡り、それを各自が分析した結果「何かが発見されている」という事実に、驚きを禁じ得ません。 昨年末の『ニラサワさん。』出版では、奇しくも「火星人の住民票を持つ男」という帯キャッチを付けたのですが、ここまで火星問題がヒートアップしてくるとは思いませんでした。その意味には「火星人とはアメリカのみが提携している」というテーゼが含まれており、いかにもそれが実証されたかに見えたからでしょうか。 出版された時点では、日本の火星探査機「のぞみ」は通信が途絶えてしまい、ESAヨーロッパ共同体の「マーズエクスプレス」は火星表面への着陸機を失い、上空の軌道衛星が残されただけになっていました。 一方、その後アメリカは、2台の着陸ローバーの作動にまでこぎつけ、技術力の蓄積を実証しました。今回の火星探査競争において、火星人問題までが露呈してくるとは思いませんが、「火星人の生息」を暗示するような、何かが導き出される可能性があるように思われます。 巨頭会談開催の理由はーーーーー 世界惑星協会ではこのほど、四大国巨頭会談を開くことに決定したのには“秘密の理由”があると発表した。これは同協会から四巨頭に当てた覚書のうちに述べられているが、同協会総裁ナホン教授の語るところによると、その秘密の理由とは、ある惑星の住人から「英国とソ連の原子力工場を破壊する」と地球へ最後的警告が寄せられており、これといかに折衝するかを討議するためだそうだ。覚書は「原子力の利用は平和的であっても、宇宙の崩壊をもたらすものであり、惑星の住民はよくこの危険を知っている。そしてこれらの惑星からの事態を阻止する唯一の方法は原子力を放棄することだ」と述べている。 上文中に現れた「原子力」....これがどういうものであるのかは、その後の歴史が物語っています。 ここに出ている「世界惑星協会」は、当時スイスのジュネーヴ湖のほとりにあるローザンヌにおいてアルフレッド・ナホン教授が主催した国際組織で、著作や機関誌などが出されていました。公的機関ではありませんが、宇宙科学者や天文学者と関係があったようです。 マスメディアの情報戦略に煩わされない貴重なデータが、これらの立場の人たちによって扱われてきたと言えるでしょう。彼の著作物には、ロケット工学の父といわれるハーマン・オーベルト博士や、NASAをリードしたフォン・ブラウン博士などの名前が見られます。 オーベルト博士は「もし、宇宙人の援助がなかったならば、我々の今日の宇宙開発は不可能だった」という言葉を残していますし、フォン・ブラウン博士は、CSETIの証言の中で「宇宙人問題が、戦争経済の道具に利用されるだろう」という警告を残しています。 前述の「世界惑星協会」のような組織は、その後各国に引き継がれ、今日でもさまざまな情報を扱っています。現在の火星探査機画像に関しても、「地表大気圧情報では説明つかないパラシュートの大きさ」とか「雲や蒸気など気象現象」や「水の氷点の問題」などを指摘しています。 それらのデータから、参考になる部分を抜粋してみましょう。 パサディナ(JPL)の科学者は「火星環境のこれまでの分析によれば、炭素、窒素、酸素、および十分な量の水蒸気があることを示しているし、火星の生物学器具が生命の積極的な兆候を受け取っている」と言っている。この内容は、天文学の国際学会に提出されている。また、「火星表面下に捕らえられている全ての水が、地表に放出されるなら、惑星全体を、深さ1600メートルの海洋で覆うことができる」とされる。 「火星には、多くの峡谷があって、小さい狭い流れの両側に、3メートルほどの潅木が存在している」 「これらの流れの両岸には、日中の太陽からの赤外線の熱がたまり、夜間その熱を保つ一種の苔がある。その結果、夜間の火星平原が氷点下になっても、峡谷の底の苔は3℃から10℃に保たれる。そのような峡谷の下部では、ヒト類似の生命を維持できるくらいの酸素が放出され、豊富な水と酸素が存在することが認められる。」 「峡谷壁の低い岩石の間に生息する大きいトカゲ種の子どもや卵などが、ふっくらとした白い大きな野ウサギに比較できる毛皮のげっ歯動物の餌となっている」 以上のデータは、1972年と1990年の記録として、今から10年くらい前に私は受け取っていますので、それ以前の探査機情報か、別の特殊ルートのものと思われます。 今回のNASAスピリット探査機のパノラマ画像の中に、白いふわっとした角のある物体が写っていたことから、この情報を思い出し、記載してみました。まさかとは思いますが、パノラマ画像の物体の大きさが問題で、海外のサイトの分析では、数フィートになりそうで、けっこう大きなもののようですが、どうでしょう。 ここで、火星表面の緑の部分について、参考になりそうな写真を紹介してみたいと思います。
いずれも高解像度なら100mくらいのものは判別できるわけですが、ランドサットの写した関東地方の画像からは、ほとんど人工的なものを捕らえることは出来ません。わずかに東京湾岸の埋立地や成田空港などが判別出来そうですが、それは「そこにそういうものがある」と解っていればの話で、明らかに人工的なものを見出すことは出来ません。 同じく火星画像の方でも、東京ドームやベイブリッジ級サイズの建造物などを見ることは、ほぼムリということになります。ましてや生物の存在を確認することなど出来る筈もありません。しかし山岳部の「緑」は、同じように「緑地である」と考えることが出来ますし、多くの水をたたえる海洋面は、地球と同じように「暗く」見えるはずです。 そして今回、火星探査機から送られてきた画像には、これまで常識とされていた火星の環境とは異なる、どう見ても説明出来ないような状態が写し出されています。どちらかと言えば、初期の望遠鏡観測による判断の方が、現在の画像に見る状況を説明し得るように思います。 ではこれらに対して、一般の科学者は異議を唱える事はないのでしょうか? 科学技術の最先端を行くアメリカ航空宇宙局(NASA)の言うことは、おそらくはアカデミズムにいる誰も、その流れに逆らおうとは思わないのでしょう。 それに対して、ESAのような組織は、NASAとは違う何かをやってくれるのでしょうか。 それにしても、今までオレンジやピンクで発表されていた火星の空が、徐々に白色になっていくにつれ、人々は何の抵抗もなく、その状態に「慣れて」きているようです。 今後、隠蔽は「なし崩し」に変化していき、やがて微生物や昆虫などが徐々に発見され出すかもしれません。 真実の情報は、当局の一部の人が握っています。何かがあった時の「つじつま合わせ」や「言い訳」はどうにでもなるでしょう。 ただ、ここしばらくは「ドリルで石に穴を開けた」などの差し障りのないデモンストレーションが続くように思われます。 |