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![]() UP : 2005.07.23 |
今回は前回からの続きとして、アダムスキーを軸にしたUFO問題についてとりあげます。 最近、UFO STATIONの掲示板に、自民党の香川県連青年部に所属していた若きころの向井氏(ポール大観)が、現在の自然食運動の元祖とも言える、マクロビオティックを創設した桜沢如一(ゆきかず)氏のところに出入りしていたということが書き込まれていました。 両者に共通していた最大の関心事は、人体に影響する食物に関し、長寿を享受しているといわれる「地球外の人類」が、食生活も含め、どのような生活を送っているのか?ということだったようです。 しかし、その2人がUFOについて語り合ったという形跡は無いようなので、偶然にも同じ行動をとったと言うしかありません。時期的に違いはあるものの、両者とも行動力に富んでいたことが、宇宙人と会見したアダムスキーへの訪問に繋がったと言えます。 向井氏がアダムスキーを訪ねたのは、なんと言っても「宇宙人問題の真相を確かめたい」という、純粋な気持ちからでした。帰国してからも地元でUFO同好会を主催していますが、旧陸軍出身だった氏は政治家達とも親交があり、地元の自民党県連から、日本政府が持っているUFOに関する資料の公開を求めていました。戦後の自衛隊幹部には、旧陸軍兵学校の卒業生が多く残っていましたが、そうしたルートから出てきた一つの資料が、当時話題になっていました。 それは昭和31年当時、イギリス公使であった黄田多喜夫氏が、自衛隊の幕僚長に 「空飛ぶ円盤は、日本人が考えているような軽々しい問題ではなく、 日本政府はもっと関心を持たなければいけない」 という書簡を送ったというのです。 黄田氏は、後に外務次官にまでなり、外務省の大物と言われた人物です。 発端は戦後間もない頃のことでしたが、黄田氏がイギリスに滞在中、英国政府高官らと接触していく中で様々なUFO情報に接し、自分でも多くの書籍や資料を研究したそうです。 そして黄田氏の指示によって、自衛隊や日本の政府関係者(総理大臣経験者も含む)も、UFOに関する調査を行うようになったと言われています。 さて向井氏については、以前はたびたび手紙を頂いていましたが、その精力的な情報収集の姿勢には敬服していました。氏が東京に来られた際、政治的会合でお会いしたことがありましたが、その頃から黄田書簡を始め、自衛隊が持っているはずのUFOに関する情報を「然るべきルート」を使って公開要請していました。 そしてある時、そのようにして自衛隊などから引き出された書類の中に、非常に興味深い資料があったことをお知らせ頂きました。 それは次のような内容のものです。 昭和54年5月1日 OSI Mr.Yamada 一時CIAからの申し入れで中止されていた、米空軍によるUFO情報収集活動が再開された。 これは国連の宇宙科学委員会の要請に基づくものとされているが、実際は、最近(4月26日?)メキシコ国境付近で、原型に近い(アダムスキー型)UFOの墜落?物が発見されたためである。 航自にはUFOを専門に取り扱うセクションはないのか。 (ない) 恐らく近いうちに大きな問題となると思われるので、今のうちから関心を払っておいた方がよいと思う。 防衛庁メモ 上の内容は、1979年に「OSI(空軍特別調査部)」のMr.Yamadaという名の人物が、防衛庁幹部に対して状況説明した際、聞いていた人が要点をメモしたものだと言われています。向井氏はその後の資料から、この「OSI」は日本にも支部があるということを確認したとの事です。 この文書から解ることは、アメリカは国連を使って、世界中のUFO情報の収集を今も行なっているということになります。 さらにここでは「アダムスキー型UFO」の存在をはっきり認定した上で、その機体を回収したことが書かれおり、時期的にUFOが集中的に飛来することも暗示されています。 アダムスキー問題に関し、もう一つ付け加えておきたいことは、アダムスキーが現在の宇宙人たちの動向に深く係っていて、一般に公表できない政府の最高機密に属していたということですが、それが最も良く分かる例をあげてみましょう。 アダムスキーは自分の著書の中で「宇宙人に招待され、UFOに乗船して宇宙旅行をする際、有名な科学者2人が立ち会っていた」ということを書いているのですが、諸々の事情からその科学者の名前は明かされませんでした。 そこで「やはりアダムスキーはペテン師に違いない」と、レナード・ストリングフィールドやトーマス・アイコフなど、実証派のUFO研究家達が、アダムスキーを裁判にかけようとしたことがありました。 ところが当時のCIA長官アレン・ダレスは、弁護士に対し「アダムスキーの書物に関する証言は、最高度の機密保全に入るので、裁判を行うことは罷り成らない」と通達したのです。結局裁判は行われませんでした。 これは大変に重要なことで、アメリカという国家そのものが、半ば公にアダムスキーの主張の真実性を認めたことになります。 また、もしその科学者が公の場に出されることになれば、一部の人たちがすでに宇宙人と交流していることが明らかになってしまうわけですから、このことも禁じたと思われます。 当時アダムスキーは、ケネディー大統領とも親交があったと言われていますが、ホワイトハウスにもよく出入りしていたと言われています。 UFO研究家のジャック・バレー氏は「アダムスキーは海外での講演旅行の際、特権が付与されたパスポートを使っていた」と述べています。そして「アダムスキーの海外における最大の支援者は、イギリス陸軍の元情報将校だった」ということを突き止めています。 またケネディー大統領の暗殺は、地球外・特に近隣惑星の実態を公表しようとした大統領を阻止するため、何者かによって行われたとも言われていますが、同じ頃メキシコで、世界の首脳が集まって国際会議が開かれ、そこに太陽系の各惑星からやってきた宇宙人たちも参加したと言われています。 これらの事が事実なら、一般大衆にとっては、一夜にしてスターウォーズのようなSF世界が、現実のものとなるかのごときショックではないでしょうか。 今年に入って、メキシコでは何百機ものUFOの大群が映像に捕らえられています。私たちが、自主的に「宇宙の現実」を受け入れるまで「外圧(地球外文明からの働きかけ)」が生じないだろうと思われて来ましたが、昨今のUFO頻発は、そろそろ新しい時期が来ていることの現れなのでしょうか。 また、今回打ち上げとなるスペースシャトルの日本人乗組員の野口聡一さんに対し、マスコミの「UFO系の質問」が禁止されているとも言われていますが、最近の強力な「外圧」が、それを覆すかもしれません。 日本のUFO情報のディスクロージャーに尽力された向井氏は、残念なことに2年程前亡くなられてしまいましたが、現在はUFO研究の有志たちがこれら政府ルートを通じ、政治レベルの情報公開に向けて奔走しています。 これらは、本当の宇宙時代の幕開けの前日まで、続けられる事でしょう。 |