ジュセリーノ氏による2007年の月別予言
UP : 2007.04.10

昨年末から先月の刊行まで、当コラムやBBSでご紹介してきました「ジュセリーノ予言集」ですが、おかげさまで第1弾の『未来からの警告』は良好な売れ行きで、すでに三版目を準備中です。現在はすでにその続編の翻訳が進行しています。

今回出版された『予言集T』では、膨大な「過去の実績」を追跡することに主眼がありましたので、未来に関する詳細まで網羅するのは難しく、「巻末年表」に項目のみを列記したに止まざるを得ませんでした。
『予言集U』では、未来の出来事に関するより具体的な内容が含まれていきます。そしてテーマもさまざまなことに拡大し、迫り来る地球の危機の全貌を、より明確に出来るかと思います。
しかし、刊行に至るまでには多少時間がかかりそうです。 その間も休むことなく世界中ではさまざまな事件が起き続けて行きますし、ジュセリーノ氏も月に数百件もの予知警告文書を発送し続けています。当然その概要については、私共の方にもご連絡が来ますので、当サイトから可能な限りお伝えして行きたいと思っています。

そこでまず今回は、昨年末に出された「2007年の月別予言リスト」から、ブラジルのローカル事件項目などを除く予言全文を掲載いたします。
この一部は「東京スポーツ系全国紙」4月12日号にも発表しましたが、同紙2月15日号で「3月に大地震 東京大パニック」という見出しになり、3月25日朝に起きた「能登半島地震」にも関係してきますので、改めてその部分を取り上げてみたいと思います。

この予言リスト文書は計6枚からなっており、12ヵ月分に百項目ほどの世界中で起きる予言が列記されています。
ここに掲載した写真はその二枚目で、左側に2006年12月28日付で公証役場登録の認証が見えます。 右上の2月G項に「リオのカーニバルで優勝するサンバ・チームはベイジャ・フロールが濃厚」の文字が見えますが、今年の2月17日から四日間にわたって開催されたカーニバルで優勝したのは、予言通り近差で返り咲きを果たしたこのチームでした。

日本での地震については、左下の3月C項(赤い下線の部分)にほんの一行記しています。

単語をそのまま日本語に置き換えると
「地震 日本に 東京で パニックが起きる」
となります。そのまま訳せば、
「日本に地震があり、東京がパニックになる」
になるでしょう。

上のメモで気がつくのは、「東京で」と「パニックが起きる」の間に、妙な「,=カンマ」が入っている事(下の拡大画像を参照)ですが、おそらくこの部分には、先月震災とパニックが起きた中心地である、「能登地方」という地名が隠れていたと考えられます。
一般的な日本人にとって、サンパウロとリンドーヤの地理的な認識がまったく無きに等しいのと同様、一般的なブラジルの人々にとっても、東京と能登半島の認識が明確でないことは容易に想像できます。また目覚めてメモ書きしようとした際、地名に関する記憶が落ちてしまったので、ひとまずここに「,=カンマ」を入れておいたという事も考えられます。

今までも遠方で死者が少ない災害などは、ジュセリーノ氏の文書中で繰り返されることはなく、日付も付けられていないのですが、今回のケースはその一つのように思われます。

将来の日本については、今回の能登の震災とは比較にならないような巨大な地震の予言が出ています。それはマグニチュードと日にちが明確に示されていますので、その警告は注意する必要があると思います。

それから、年内に起きる予言の文書を最近受け取りましたので、これは学研の「ムー」誌に掲載してもらうことにしました。5月9日発売の6月号です。
この文書の内容は「月別リスト」には全く出てきていません。しかし、非常に驚くべき内容のもので、雑誌を読んだ人は、ジュセリーノ予言の証人になるでしょう。
また現在、世界的に有名になっているある人物に関し、20年も前にその人が辿るであろう足跡と、今後の世界に影響を与える活動へのアドバイスをしています。それと同時に、「予言集T」には殆ど出てきていない世界的な大異変についての予言が入っています。受取証明書付きのこの文書によって、氏が何故あのような行動に出ているのかが分かるでしょう。

それでは、これからご紹介する「2007年月別予言リスト」をご覧頂き、読者の皆さんのご念頭に留めていただければと思います。
また、まえがきでは、ジュセリーノ氏の予言への姿勢を非常によく表わしていますので、現在の地球上に生きる、本物の予言者の神髄が読み取れることでしょう。
ジュセリーノ氏を
特集した雑誌より

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2007年の予言
──── ジュセリーノ・ダ・ルース ────

予言というものは、「石に刻み込まれた変更の効かない言葉」ではありません。

それはひとつの人類のカルマの帰結として、近い未来に大きな変化が起きることを示しているのです。それらの変化が、暗闇の時代になるか、光に満ち溢れた平和な愛の時代になるのかは、偏に私たちにかかっているということなのです。

これらの予言からあなたが引き出せる最も重要な言葉は、

「これらが現実になる必要はない」 です! 

予言の内容は石に刻まれたものではないのです。 予言は確定ではありません。
今のまま何も変わらなければ起きる可能性なのです。
人々が姿勢を変えて、創造主へ祈りをささげ、ことが起きる前に自身の自由意志でカルマの形式を変えるなら、予言はいつでも和らげたり、逆戻りさせることができるのです。

本当のところは、予言の真の意味は教えられなかったかもしれません。それは、人生のスクリーンに、もしあなたが妨げることをしなかったら何が起きるかを見せることなのです。
世界のスクリーンに映っている数々の出来事が近づいていることを見れば、その時代の合図に基づいて、発生する時期は簡単に計算できます。すなわち、それらの状況は形式を変える必要があるのです。

なぜなら、もし形式を変えることをしなければ、それは物質化したカルマの反映としての予言をあなたは見ることになるのです。 それではこれから2007年に起きるであろういくつかの予言を述べます。しかしこれらは一年間に出される予言の0.5パーセントにも及びません。

■ 1月 ■
◎ ブラジルの空港事情の混乱が続く、特に旅行から帰国する人々の反感が増える。
◎ デング熱病の問題が深刻になってくる、そして既にIVやVのタイプが存在するがまだ国民に知らされていない。
◎ ブラジリアでまたも汚職事件のスキャンダルが発生。
◎ フセインの死刑が実行された後、イラク国民の反発で数十人が死亡する
◎ 前年よりひどい干ばつでブラジル南部が大きな損害を受ける。
◎ インドネシアで強い台風が死亡や被害をもたらす。
◎ シリアで反乱、大騒動が起こる。

■ 2月 ■
◎ ハイチで殺人事件が多発するが、これは後に明らかになる(政治家などが関与している)。
◎ 喘息(健康)問題がブラジルで増えるが、これに対抗する予算が少ない。
◎ インディオの居留地(アマゾンやロライマ)のイアノマミ族でマラリア病が増加して深刻な問題になる。
◎ イラクでは内戦が強まる。そして新たなテロ攻撃が起きる。
◎ チャド(アフリカ)では反分離主義者が大きな恐怖を与える。
◎ 出血性デング病はブラジルの多くの地域で大問題になる。
◎ リオのカーニバルでベイジャ・フロール・サンバ学校が優勝濃厚

■ 3月 ■
◎ イギリスは高温や水不足が深刻な問題となる。そしてフランス、ポルトガル、スペインも影響を受ける(水の消費制限が起きる)。
◎ 日本で地震があり、東京がパニックになる。
◎ パレスチナとイスラエルの対立が激しくなり、多くの死者が出る。イスラエルの首相を殺害する計画がある。
◎ アマゾンの木材売買はその地域を守るべき当局者たちが関与して行われている。
◎ アルゼンチンで宣言が発表されて、新たな危機が起きる。
◎ 地球温暖化のためグリンーランドで新たに氷のブロックがはがれる

■ 4月 ■
◎ リオ・デ・ジャネイロで麻薬取引集団の攻撃があり、多くのパニックが引き起こされる。
◎ インドネシア、中国、そしてマレーシアで新たな鳥インフルエンザ問題が起きる。
◎ 大嵐がサンパウロ州やリオ・デ・ジャネイロを直撃、そこで出血性デング病問題が起きる。また北部でも多くの問題を抱える。
◎ ボリビアやチリで大きな抗議行動が起る。
◎ トルネードがアメリカの多くの都市を直撃、国全体に混乱や破壊を及ぼす。
◎ 22日以降、ブラジルの北東、北、南東、そして南部が大雨に見舞われ、大洪水や大嵐になる。

■ 5月 ■
◎ ドイツ、モルダビアなどヨーロッパで大洪水が起きて多くの死者が出る。
◎ ブラジルで健康や労働問題に関する大スキャンダル(判決の売買)が起きる、等々。
◎ ブラジルで多くの諸問題が自動車工場に影響し、ストライキが予定される。また非土地所有者による反政府暴動が南部、南東、そして北部に広がる。
◎ 地震がコロンビアを直撃し、住宅が破壊されて多くの死者が出る。
◎ 南アフリカで数十人もの誘拐事件がある、このような暴力が驚くべき数字に達している。
◎ ブラジルで雨のため洪水が多発する。
◎ パキスタンで暴力事件やテロ攻撃で多くの死者が出る。

■ 6月 ■
◎ ブラジルのパラナ州やマトグロッソ州の農業に口蹄疫(こうていえき)の影響が出だす。
◎ アメリカやフィリピンをハリケーンやトルネードが襲う。
◎ ブラジルの至る場所で拘置所の暴動など反乱が起きる。
◎ 汚染によってサンパウロ州で子供たちに呼吸問題が増える。
◎ アメリカから来る渡り鳥によってブラジルでの鳥インフルエンザが広まる。
◎ インドネシアで地震が起き、津波の恐れもある。

■ 7月 ■
◎ コンゴで火山噴火が起き、危険地域の人々が避難する。
◎ 中国は洪水によって数千人が死亡し、大きな問題となる。
◎ 北朝鮮がアメリカに対し挑発に出る。一方、北朝鮮国内で多くの反乱が起きる。
◎ イギリスで大きな熱波被害が発生する。また新たなテロ攻撃が計画される。
◎ スペインでは皇室を誘拐しょうとする組織が動く。

■ 8月 ■
◎ パキスタンで地震によって数千人が死亡する。
◎ エジプトで政府関係に対するテロ攻撃がある。
◎ アメリカで爆弾騒ぎが発生し、旅行客や観光事業に混乱が出る。
◎ トルコで数千人が地震によって死亡する。
◎ ブラジルのアクレ州とマトグロッソ州の洪水で家屋の流出があり多くの死者が出る。
◎ ブラジルのサンタカタリナ州、パラナ州、リオグランデ・ド・スール州で激しい強風が吹き荒れ混乱をもたらす。
◎ インドネシアのバリで爆弾テロの計画がある。
◎ レバノンでテロ攻撃があり、内戦や対立が始まる。

■ 9月 ■
◎ イスラエルで対立によって多くの民間人が死亡する。
◎ メキシコで地震によって数千人が死亡する可能性。
◎ ブラジルでエネルギー危機の可能性、そしてこの先3年、数多くの大停電が起きる。
◎ ボリビアでガス危機が増加、国へ新たな問題。
◎ アルジェリアで地震によって数千人が死亡する可能性。
◎ テロリストたちがローマ(イタリア)を攻撃する計画を準備している。

■ 10月 ■
◎ ブラジルのフォルタレーザ州からサンパウロのグアルリョス空港へ向っている旅客機が墜落して二百人以上が死亡する。
◎ ソマリアで多くの反乱があり、観光客への攻撃も始まる。
◎ 日本で地震が起き、多くの犠牲者をもたらす。
◎ ブラジルのパラ州、アクレ州、アマゾン、北東の地域で干ばつによって水不足が深刻な問題になる。
◎ トルコで地震によって数千人が死亡する。
◎ ブラジルの南部で強風被害がある。
◎ インドで爆弾事件が起き、多くの人々が死亡する。

■ 11月 ■
◎ 鳥インフルエンザによってインドネシアやタイで新たな犠牲者が出る。
◎ イラクで紛争やテロ攻撃で64人以上の人が亡くなる。
◎ ブラジルで新たな国家予算の脱税スキャンダルが起きる。
◎ 病院や外国機関で人間の臓器売買に関するスキャンダルが告発される。
◎ ベネズエラで暴動が激しくなり、ウゴ・チャベスに対してテロ攻撃が起きる。
◎ ペルーで内戦が発生し、多くの死者が出る。

■ 12月 ■
◎ 人類が過ちに気付いて、意識を変化させる最後の期限。
(地球を汚染するのを止めて終末の苦しみを和らげる最後のチャンス)
◎ 台湾で地震があり、多くの死者が出る。
◎ フィリピンで大雨によって家が失われ、数千人が死亡する。
◎ サンパウロやリオ・デ・ジャネイロの空港で騒動が起き、大混乱となる。
◎ インドネシアで地震が起き、数千人の死者と負傷者が出る。
◎ ハリケーンがカリブ、メキシコ、そしてアメリカを直撃し、破壊をもたらす。

アグアス・デ・リンドーヤ市、2006年12月28日公証役場登録文書
ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース
(翻訳:山川栄一)

今回、ジュセリーノ氏によって予言された変動の未来を乗り越えるためのもう一つの指針として、一冊の書を推薦したいと思います。

未来学者アーヴィン・ラズロによる『カオス・ポイント』(日本教文社)です。

「持続可能な世界のための選択」というサブタイトルが付いています。
本書では、世界的な未来学者も「2012年が文明の存亡が決まる年」と分析しており、具体的にどうすればよいかを詳細に提案しています。資源の問題もさることながら、各自の意識のこと、つまり精神的なモデルについても提示しています。

今後もジュセリーノ氏の関連情報なども含め、当コラムで紹介していく事になると思いますので、是非ご覧頂ければと思います。


追記:
『未来からの警告』 の正誤表記について


今回、各版の文中に於いて若干の訂正が見つかっております。読者皆様にはご迷惑をおかけしますが、下記の正誤表によって、お持ちの版の間違いをご訂正いただきますようお願いいたします。

適用版
83 4 まだ半数は公表 まだ0.5パーセントも公表 初版・第2版
83 13 る夫人の る。夫人の 初版・第2版
147 4 この内容について、 日本を襲う一連の地震については、 初版・第2版
147 5-6 このとき日本を襲う津波は、スマトラ地震を上回る三十メートルに達するという。 (削除) 初版・第2版
314 最後 アジアで 日本で 初版
315 1 地震による三十メートル以上の津波が発生 地震が発生 初版
315 6 中国で起きて百万人 中国で起きて三十メートル以上の津波が発生し、百万人 初版
315 10 マグニチュード8.9 マグニチュード8.2 初版・第2版

(版数は奥付の発行日でご確認ください)
韮 澤 潤 一 郎
にらさわじゅんいちろう

韮澤潤一郎の監修本
1945年新潟県生まれ。
法政大学文学部を卒業。

科学哲学において、
量子力学と意識の問題を研究する。

たま出版社長 他各社役員・
UFO教育グループ主幹。
 小学生時代にUFOを目撃して以来、40年にわたる内外フィールドワークを伴った研究をもとに雑誌やTVで活躍中。1995年にはUFO党より参議院選挙に出馬。最近は、『たけしのTVタックル』などの番組に出演、超常現象肯定派の側に立って論陣を張る。UFO絶対肯定派。これまでに『ソ連東欧の超科学』『ノストラダムス大予言原典』『第三の選択』、「エドガー・ケイシー・シリーズ」「UFOシリーズ」などのベストセラーを手がけてきた。

 UFOと超常現象における研究の主要なテーマは、UFO目撃事件に始まり、宇宙開発や軍事上の情報操作の実態、宇宙考古学的な視点から見た人類の歴史、ミステリーサークル出現にいたる近代の文明に及ぼす宇宙人の動向、多様なコンタクト事件から判明する宇宙人の文明と、我々地球人の進化と能力の展望。