『続・未来からの警告 ジュセリーノ予言集U』刊行に向けて
UP : 2008.03.20
 


−ジュセリーノ予言集U−
『続 未来からの警告』

ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース/サンドラ・マイア 共著
韮澤潤一郎監修/山川栄一訳

四六版並製 373ページ カラー口絵6ページ 定価1575円(税込)
ISBN 978-4-8127-0251-2 C0011 \1500E


4月4日 全国書店にて発売


読者の皆様、大変お待たせしました。「続・未来からの警告 ジュセリーノ予言集U」の編集作業が完了し、印刷に回りましたので、長らくお休みしていたコラムのコーナーに、ようやく戻って参りました。

予定よりも刊行日程が延びた経緯としては、制作期間中に次々と新たな重要文書が舞い込み、その度に、あれも入れよう、これも入れようと模索することになり、あっという間に時間が経過していきました。
加えて、幸いにも著者(ジュセリーノ氏)ご自身が二度も来日され、掲載する予知文書を補強をするまたとないチャンスにも恵まれるという事もありました。結果的に作業が中断したり予定より時間はかかったものの、完成した内容に改めて目を通すと、書籍としての価値は何倍にも増したと感じています。

さて、 前作「未来からの警告」では、ジュセリーノ氏の様々な経緯やエピソードなどが書かれていましたが、今回は予知文書そのものにウエートが置かれ、内容の8割以上が予言文書の検証や解説という構成になっています。そのため、 目次に出ている見出しに目を通しただけでは全体像が分かりづらい一面があるかもしれませんので、今回は最重要ポイントに絞った補足をしておきたいと思います。

今回の 「続・未来からの警告 ジュセリーノ予言集U」の中での最重要ポイントは、これまであまり注目されていなかった未来図が、掲載されている予言書類から次第に明らかになっていくという事です。すでにテレビでは「2043年問題」として取り上げられましたが、「監修者解説」の中で、特に重点的に整理されていますので、そちらもご覧下さい。

ここで明かされる未来図は、前作「未来からの警告」で、著者のマリオ・エンジオ氏が決して触れようとしなかった非常に衝撃的な内容なのですが、その内容にジュセリーノ氏が公表をためらっていた様子も文書から分かります。
しかしながら、筆者自身が感じていた予言のミステリーにも踏み込み、さらにジュセリーノ氏自身から直に聞き取った、未だ文書にされていない重大な予知内容にも言及した結果、その予知内容こそジュセリーノ氏が特殊な予知能力を持たせられた目的であると考えるに至りました。
一部からは、まだ公には出さない方が良いのでは?という意見もあったのですが、すでに前作「未来からの警告」の予言年表には出てきている事でもあり、中途半端な状態では、むしろジュセリーノ氏の信頼に関わるだろうと考え、掲載を決断した次第です。

その「衝撃的な」未来を把握するためのヒントは、最後の文書として掲載されている「ファティマ聖母のメッセージ」にあります。

これには「聖霊第三の啓示」というサブタイトルが付いており、一般に言われている「ファティマ第三の予言」を意味しています。第一と第二の予言は、バチカン法王庁は公開していますが、第三の予言は、それを見た法王が卒倒したと言われたほどの内容で、未だに明らかにされていません。

ジュセリーノ氏はその内容を詩のメッセージとして公表したようですが、結局それが2043年問題に繋がっていたというわけです。
これに関しては、約30ページの解説がつけられていますが、予知されている年別の気温上昇・海面上昇・淡水消失・森林消失率などの数値も掲載されています。さらに、2013年に起きる大西洋巨大津波に関し、科学者からのデータと地図、津波発生の図解が加わり、聞き取りデータに基づいた総合的な変動未来図を、世界地図上で表現しています。

そして「世界予言年表」と「2008年月別予言」は、30ページ近いボリュームとなりました。
月別予言では、6月から日本での台風の被害が出ており、上陸回数が多くなるようです。地震については、9月の東海地震もさることながら、10月には再び新潟県中越沖地震の恐れがあり、原発のトラブルの心配が記されています。また年末にはインフルエンザが深刻になりそうです。

今行われているアメリカ大統領選の行方については、アル・ゴア氏との文通を見ていると、どう見てもゴア氏が次期大統領になるのは確実だと思われます。地球の運命としてそうあるべきだということなのでしょうか。
この温暖化による気候変動は、2043年問題につながっていきますが、状況の悪化を出来るだけ防止し、緩和していかなければならないというのが、あの「助言者」の意志であることは間違いありません。監修者解説の最後でも言及しましたが、これからは、この「助言者」の存在が大きなキーポイントになってくる筈ですので、今後は当コラムなどを通じ、さらに検証して行きたいと思っています。

また、掲載された予言文書はほぼ日本語に訳出されていますが、個人名などをあえて一部省略している箇所があります。英文などの場合は、掲載してある原文と読み比べて頂くことで、読み応えがあるものとなるでしょう。

それでは以下に、参考のため目次のフルバージョンを掲示いたします。
文書に付いている小見出しは、その文書に記載されている主要な予知内容です。 発売は、早い書店で4月4日から始まることになっています。

読者皆様の購読ご感想などお寄せ頂ければ幸いです。


─── 『続・未来からの警告 -- ジュセリーノ予言集U』 目次 ───  

まえがき ―――― ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース 1

第一部 未来へのガイド ―――― サンドラ・マイア 11

第一章 予言は生き物 12
・ 最初の衝撃
・ 未来を築くための警告
・ 何のために予言するのか
第二章 ジュセリーノ予言の理論的分析 17
・ ジュセリーノ氏の能力特性
・ 際立つ予知の正確さ
・ 体外離脱や明晰夢との違い
・ 哲学者プラトンが暗示した人間の視点
・ 夢は何のために見るのか
第三章 予言に見られる気候変動の行方 29
・ 文明はなぜ滅びるのか
・ 当初から予言は気候変動を警告した
・ 氷河湖決壊洪水がアジアを破壊する
・ 高温化する地球から水が消えていく
第四章 予言は未来の情景そのもの 42
・ 自発的に出る予言は的中する
・ 予知するときのジュセリーノ氏の立場
第五章 未来に立ち向かう意志 48
・ 人間という種の絶滅を回避するために
・ 宇宙生命圏の住人になるために
・ 地球を救うための各自の責任
・ 聖書時代からあった書簡式預言文書
・ ジュセリーノ氏の特殊な言語表現について

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第2部 予知文書 ―――― たま出版 編纂 63

文書1 日本の厚生労働省あて  64
・ 2018年の東海地震
・ 2008年までの鳥インフルエンザの流行
・ ノロ・ウイルスの危険性
文書2 日本大使館と朝日新聞本社あて 71
・ 2030年の日本列島の崩壊
・ エジプトのテロ
・ アジアの台風
文書3 アル・ゴア元米国副大統領あて・ゴア氏からの返信メール 76
・ 地球上の生命の絶滅
・ ヒナツボ火山の噴火
・ ハリケーンやトルネードの頻発
・ 世界的な水不足
・ 地球全体の温室効果による高温化
・ 寒冷化によるアメリカ合衆国の崩壊
・ ニューオーリンズへのハリケーン、カトリーナ、リタ、ウィルマの襲来
・ スマトラ沖大地震の発生
・ 出血性デング熱の悪性化
・ 日本のノロ・ウイルスの悪性化
・ 2007年にノーベル平和賞を受賞
・ ビル・クリントン大統領時の副大統領への就任
・ 著作『不都合な真実』『地球の掟』の出版
文書4 アル・ゴア氏からのメール・ジュセリーノの返信予言 91
・ 2008年のアメリカ大統領選挙でアル・ゴア氏が勝利すること
文書5 長崎市役所あて 95
・ 長崎市長銃撃事件
・ 京都議定書をアメリカが批准しない
・ 中国経済の繁栄と衰退
・ 温室効果による世界の危機
・ バージニア工科大学における韓国人学生による銃乱射事件
・ 大阪で起きる2007年と2012年の地震
文書6 コーネル大学・日本大使館あて 105
・ 日本とアメリカの銃乱射事件
・ ブラジルの有名な女優の病死
・ ブラジルの航空運輸のトラブル
・ 日本におけるネット・サイトに起因する集団自殺
・ アメリカのハリケーン被害                             
文書7 バージニア工科大学 学長室あて 113
・ コロンバイン高校銃乱射事件
・ レッドレイク高校銃乱射事件
・ コロラド州とウィスコンシン州の銃撃事件
・ バージニア工科大学銃乱射事件
・ 2008年10月に起きるコーネル大学銃乱射事件
・ 長崎市長銃撃事件
文書8 マイアミ・ヘラルド新聞社あて 121
・ バージニア工科大学銃乱射事件 
・ 2008年10月に起きるコーネル大学銃乱射事件
文書9 ニューヨーク警察署 ツーラン大学校長室あて 126
・ 2009年に襲う最大級のハリケーンによる大洪水
・ 2010年にツーラン大学で起きる銃乱射事件
文書10 ブラジル駐在日本大使館あて  130
・ 新潟県中越沖地震
・ 2018年に起きる東海地震
・ リンゼイ・アン・ホーカー英会話教師殺害事件
・ マデリン・マッカン英幼児誘拐事件
文書11 コンゴニャス空港・タム航空会社あて 142
・ 2006年9月29日のゴル航空機事故
・ 2007年7月17日のタム航空機事故
・ 2007年10月29日のタム航空機事故(予知文書で回避された!)
・ コスタ市長殺害事件
文書12 インドネシア首相官邸・インドネシア大使館あて 155
・ 2007年末〜‘08年一月の地震と洪水
・ タイ航空機の墜落事故
・ 海面上昇による移住と港湾施設のマヒ
・ バングラデシュのサイクロン被害
・ 十勝岳遭難事件
・ 東京、千葉の地震 (※ 東海沖地震の可能性)
文書13 イスラエル総領事館・イスラエル首相あて 175 
・ イスラエルの“民族隔離壁”建設の開始
・ 新潟県中越沖地震の発生
・ 2006年から2008年に日本で起きるさらに大きな地震
・ ヒズボラ紛争の発生
文書14 ジョージ・ブッシュ大統領・米国務長官あて 184
・ オサマとザルカウィ両容疑者の居場所と逮捕
文書15 ノルウェー大使あて 193
・ アイスランドやスカンジナビア地方の水と食料の不足
文書16 カーター大統領あて 196
・ 次期大統領にロナルド・レーガンがなるということ
・ 温暖化による極氷床の消失
・ その後の急激で致命的な氷河期の到来
文書17 アメリカ大使館あて 203
・ カリフォルニアを襲う、二度の巨大地震
・ イエローストン火山の噴火
・ ハリケーン被害
・ カナリア諸島の噴火によるフロリダの崩壊
文書18 中華人民共和国主席あて 210 
・ ワイヤレス・フォン、セルの使用
・ 鳥インフルエンザの流行と突然変異
・ エイズの発生
・ 森林破壊が招く世界人口の減少
文書19 タイ王国大使館あて・タイ王国大使館からの返書  218
・ 2009年に起きるインドネシアの大地震
・ 鳥インフルエンザの流行
文書20 南アフリカ共和国大統領あて  224
・ 大統領のデクラークとマンデラの同時ノーベル平和賞
・ 同国内で起きる暴動とテロの増加
・ 疫病の拡大と気候変動の激化
文書21 ブラジル環境大臣あて・日本の首相官邸あて 227
・ カナリア諸島の巨大津波被害
・ 温暖化で海流が変化し氷河期到来
・ プレート・テクトニクス変動で太平洋の島々が消失
文書22 アゾレス諸島地熱観測所長あて 237
・ オランダ、インドネシア、ニュージーランド、日本の消滅
・ 世界的な水不足
・ アンデス氷河の消失
・ 温暖化が引き起こす2038年までの具体的状況
・ カナリア諸島の巨大津波
・ 直近傍証予言6件
文書23 各国の政治家、外交官、大学あて  247
・ 1982年から2013年までの重大事件30項
文書24 2008年〜2036(‘29)年までの予知リスト  263
・ 未来三十年の地震、台風、干ばつなどに関する、主要災害56件
文書25 ブラジル環境大臣あて  273
・ 天候不順と新ウイルスの発生
・ 年金や保険機関内の汚職
・ アマゾン不正伐採の実情
・ 臓器売買の国際的な密輸組織による子供の誘拐
文書26 イギリス大使館あて 279
・ ロンドンのテロ事件
・ インドやヨーロッパの熱波と豪雨
・ 中国南部の大洪水
・ シベリアの炭鉱事故
・ アメリカの森林火災
文書27 2004年登録文書・23項  284
・ エイズの特効薬が完成
・ エンパイア・ステート・ビルへのテロ行動
・ オサマ・ビン・ラディンの殺害
・ アイルトン・セナ問題の再燃、その他
文書28 ブラジル軍司令長官あて  289
・ ブラジルで起きるUFO墜落事故とETの回収
・ エンパイア・ステート・ビルへのテロ計画
・ シカゴのシアーズ・タワーとマイアミのFBIへのテロ計画
文書29 心霊治療家アリゴーあて  296
・ アリゴーの交通事故死
文書30 ブラジル・サッカー連盟会長あて 299 
・ 2006年と2010年のサッカー・ワールド・カップ順位
文書31 世界の宗教者あて  305
・ 「ファティマ聖母のメッセージ」

監修者解説 「2043年の謎」 :韮澤潤一郎 309
2008年月別予言 339
世界予言年表 354
訳者あとがき :山川栄一 368

韮 澤 潤 一 郎
にらさわじゅんいちろう

韮澤潤一郎の監修本
1945年新潟県生まれ。
法政大学文学部を卒業。

科学哲学において、
量子力学と意識の問題を研究する。

たま出版社長 他各社役員・
UFO教育グループ主幹。
 小学生時代にUFOを目撃して以来、40年にわたる内外フィールドワークを伴った研究をもとに雑誌やTVで活躍中。1995年にはUFO党より参議院選挙に出馬。最近は、『たけしのTVタックル』などの番組に出演、超常現象肯定派の側に立って論陣を張る。UFO絶対肯定派。これまでに『ソ連東欧の超科学』『ノストラダムス大予言原典』『第三の選択』、「エドガー・ケイシー・シリーズ」「UFOシリーズ」などのベストセラーを手がけてきた。

 UFOと超常現象における研究の主要なテーマは、UFO目撃事件に始まり、宇宙開発や軍事上の情報操作の実態、宇宙考古学的な視点から見た人類の歴史、ミステリーサークル出現にいたる近代の文明に及ぼす宇宙人の動向、多様なコンタクト事件から判明する宇宙人の文明と、我々地球人の進化と能力の展望。