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![]() :メキシコ空軍のUFO遭遇交信記録 UP : 2004.06.09 |
最近は梅雨に入ったせいか、うっとうしい事件が多すぎる感じがします。 現在、ひとつの区切りを迎えようとしているイラク問題ですが、この背景に石油利権を追及する目論見があった上で、暫定政府の人材登用に大国が大きく干渉しているとすれば、毎日犠牲になっている兵士や現地の住民の悲劇は、やりきれなさを遙かに通り越したものに感じられます。 最近のアメリカでの世論調査によれば、「ベトナム戦争の再来」という言葉も聞かれ、戦争をする大義に疑問を抱く市民が多くなっているということです。 第二次世界大戦以降、世界各地で何かしら戦争が絶え間なく継続されていますが、ある企業・団体の存続を維持させるため、繋がっている政府情報機関の策謀によって戦争が行われ続けているといわれています。 蓄積された軍事兵器を消化し、軍隊組織を維持することで、国家というものが存続するのだとすれば、いったい戦争はいつまで繰り返されるのでしょうか? 最近見た「NHKアーカイブス」で、東西冷戦の象徴といわれたベルリンの壁の崩壊につながる詳細な経緯が、独自の調査で明らかにされたものがありましたが、ここでは東欧諸国_とりわけハンガリー政府の動きが重大な「キーポイント」になっていました。これらを見ると、歴史が大きく転換する時、ある一つの国家が大きな役割を果たしているようにも感じられます。 そしてUFO問題に関しても、かつてそのような「兆し」が一度だけ見えたことがありました。 大国が所持しているUFO情報の隠蔽を切り崩すために、カリブの小国グレナダが国連に「国際的なUFOの研究調査機関を設置する議題」を提出したことがありました。しかし、間もなくしてグレナダにクーデターが起き、その時の政権が崩壊してしまいました。 前回のコラムでもとりあげましたが、今回起きた「メキシコの空軍偵察機が遭遇したUFO事件」は、メキシコ国防省の責任者が事件の全貌公開することに踏み切ったことによって、世界的なニュースになったわけです。 最近、この事件の詳細な交信記録を入手しましたので、以下に掲載します。 これを見ると、パイロットのリアルな遭遇の状況が明らかになります。パイロットやオぺレータは、笑いながらUFOの動きについて報告しています。 これは現実の事件であったことがよく分かります。 [ 2004年3月5日 メキシコ カンペチェ州上空 ] ● 午後4時45分:メキシコ空軍偵察機C26Aと同高度、前方に、正体不明機を1機発見し、基地に報告。 ● 4時56分までレーダーと赤外線センサーで追跡した後、前方の物体がUターンして近づいてきた。 ● 5時7分、左後方に2機目の物体が現れる。間もなくそれは二つになり、11個まで増える。 ● その後、物体群は前後に出現し、オペレーターは笑いながら 「彼らは自分で自主的に動き回っている」と報告した。 ● 午後5時14分58秒 から 5時16分14秒 いくつかの物体が赤外線スクリーン上に大きく確認される。 A:(笑いながら) やつらは何で高度を維持しながら追っかけて来るんだ? B:目標は12時の位置だ。 C:いや、1時だよ。 A:確かに1時方向だが、別のやつが9時の方向にいるんだよ。 D:9時方向にも一ついるのか? B:そうだ。そこにも一ついる。注意しろ。 D:前方に別の物体が二つ出たぞ。 A:同じやつか? D:前方、12時と8時だ。 B:(笑いながら)あっ、ちくしょう! A:(笑いながら)はやくシートベルトしろよ。 D:しっかり見ていろよ。 B:(笑って)別に驚かないよ、俺は。 D:窓から見えるとすれば、1時方向を飛んでるやつと、9時方向に停止しているのがあるはずだけどな。 A:それは、我々が囲まれてるということか? D:わからない。 B:距離はどうだ。 D:レーダーで位置を確定しよう。 A:今日のお前の任務、ついてるな。 B:どうだ?距離は。 A:二つの物体間が接近して来たぞ。 D:レーダーの配置記録が出来ないな。 B:よし。赤外線で見ると、1時方向のやつまでは19マイル(約30キロメートル)スピードは52ノット(時速96キロメートル)だ。 ● 午後5時17分 B:空にいるのは、我々だけじゃないってことだ(笑) D:確かにそのとおりだな。なんて奇妙なやつらだ。取り囲まれてるぞ。 A:おい、そっち(レーダー)じゃ1時の方に一ついるんだろ。 B:それは14.8マイル(23キロメートル)のところに、99度方向に向かって、52ノット(時速96キロメートル)のスピードで進んでいる。 A:そうか。こっち(赤外線センサー)で見てるやつは、それとは別だな。 D:わかった A:それとは違うものだぞ。 D:おい、こりゃいったい何なんだ? E:停止してるじゃないか?!....飛行機じゃ有り得ない! B:止まってる.......消えたか? D:いや、違う。9時の方向だ。 E:雲の中にいるぞ。 A:1時方向のやつはどうなった? 現れたか? B:見てるけど、それは.... A:そいつは、こっちに近づいて来てる。 B:1時方向のやつは、10マイルから52ノットで接近中だ。 ● 午後5時27分 A:レーダーはやつらを捉えてる。赤外線センサーも監視中だ。赤外線で見えている物体は向こう側のコースを飛んでいるが、2マイルほどの距離を離れずに付いて来てる。 A:ピッタリ付いてくるぞ! こいつらいったい何なんだ? ● 午後5時28分 A:像が少しかすれてきて半分くらいになった。 B:監視を続けてくれ。 A:1時方向は消えた。 B:了解。 A:レーダーからはいなくなったぞ。 B:まったく異様としか言い様がないな。 最近6月初旬から、ポルトガルで北部と南部で正体不明の飛行物体が目撃され、軍の警戒警報が発令されたと報じられています。 一部の目撃報告には、物体は非常に「光り輝いて」おり「無音だった」とありましたが「煙を吐き出していた」というものもありました。この事から「通信衛星を見たのではないか」という仮説を提示した科学者の説が、逆に否定されることになります。 これはどういうことでしょうか?各地で複数目撃されていることや、何度にもわたる出現は、散発的な人工衛星の墜落や隕石の落下などではなく、UFOの可能性が高いと思います。 様々なUFO目撃事件は、アメリカやヨーロッパからももたらされていますが、「国際的ニュース」として流出するのは、いつも大国ではなく「UFOが何であるか」について認識した小さな国から起きているというのは、注目すべきでしょう。 このような事から見ると、変革とは、まともに過去の体制に挑戦するようなかたちではなく、ベルリンの壁が崩れようとした時のように、第三国による自然な歴史の流れとして「UFO隠蔽の壁」が崩される事になるのかもしれません。 |