イギリスの対異星人組織(1)
ローリー・マンスブリッジ
UP : 2002.07.22
旧ソビエト連邦が崩壊する直前、
私は二度ほどモスクワやサンクトペテルスブルク、
グルジア共和国などをUFO事件の調査等のため訪問しました。

イギリスのミステリーサークルが驚異的な
幾何学模様を形成するようになったころです。
モスクワのホテルの係員が、窓の外を巨大な銀色の
円盤が通過するのを見たと言っていたのを思い出します。
その晩、モスクワの郊外では、大勢の人が屋根に上がって
徹夜で空を見ていました。それは映画『未知との遭遇』と同じような
さまざまな形のきれいなUFOが出現したからです。
その後、EU首都ブリュッセルで集中目撃が発生し、
イギリスのミステリーサークルの驚異的な発生に繋がっていきました。

そうしたヨーロッパのUFO事情を
デンマークのUFO専門誌から抜粋してみます。
2回の連載となります。



 ホワイトホールの暗い廊下の奥まったところに、公式には存在しないはずのオフィスがある。閉ざされたドアの背後で、無表情な男女が、これまた公式には存在しないはずの問題についての情報を収集している。この部門は国防情報部 55として知られており、UFOに乗って日夜空を横切る異星人軍団からのイギリスに対する潜在的脅威を調査するのが使命である。

 DI55では、UFOが地球に着陸する日に備えて、軍隊・警察・大衆からもたらされる全国的な報告が綿密に記録され、慎重に研究されている。
 それもこれも、国防省が、イギリス人口の半分以上と同様、遅かれ早かれコンタクトしてくるはずの、人間より進化した生物が宇宙にいるだろうということを受け入れているためである。

 秘密の政府の存在について国防省は確認も否定もしない。あるスポークスマンは「情報機関の仕事については絶対話に応じないことになっています」と語っている。
 しかしエンジニアであるマイケル・ハンソンにはそうした遠慮はない。ヨークシャーUFO研究協会の南部地区コーディネーターとして、目撃事件に関するいつもの問い合わせをするため国防省に電話した時の様子を彼は覚えている。
 いつものように彼は英国空軍の空軍第二参謀部につながれ、そこで目撃と当該地域の航空機の運航状況とを照らし合わせてもらった。ところが全く偶然にもマイケルは別 の部門につながれたのである。それがDI55であった。
 マイケルは語る「空軍第二参謀部はUFO情報を待っていないと言ったんです。私が国防省に関係した人間だと向こうは思ったらしくて、それでDI55につなぐと言ったのだと思います。誰かが電話に出ましたが、私が自分の素性を述べると交換機に戻され、長いこと持たされたあげく『誰も手が空いていない』と告げられたのです。奇妙な事に、後から私が電話をしなおしてDI55をお願いしますと言うと『そんなものは存在しない』と言うのです。一度相手と話したことがあると言うと、オペレーターは『つながれたのはそもそもおかしい』と言いました」

 マイケルの同僚でヨークシャーUFO研究協会の主調査員であるマーク・パーゾルも同じように電話してみたが、壁にぶつかるだけだった。マークは言う。「そうした政府部門が存在するのではないかという疑いは何年も持っていました。イギリスの大衆は、UFOを扱う隠れた情報部門が存在することを知る権利があります。情報を収集している理由としてはただ一つ、他の惑星からの訪問ヘの準備しかありません」マークは「1988年はイギリス全土で目撃が多いUFOの年になるだろう」と言う。

 彼は国防省が突然の増加を記録にとどめたと考えている。しかし彼はこう付け加える。「以前は大いに協力したものですが、今は完全に黙り込んでしまいました。軍の飛行機が旋回してUFOを追跡したのを私は見たことがありますが、国防省にそういう事件のことを尋ねると、事件当時にそもそも飛行機がいたことさえ否定するのが普通 なのです。目下我々は過去6年間で最大のUFO目撃ウエーブの中におり、皆が状況について落ち着かなくなってきているため何かが起きるのではないかと感じているのです。宇宙船がある地域を決してはずさないなど、飛行のパターンが変わったことに気づきます。その意味が何なのか、あるいは地球での目的が何なのかはわかりません。宇宙船は目を見張るような敏捷さを持っています。あるものはリモートコントロールといってもいいくらいだし、乗組員がいるようなのも存在します」

 マークのような真面目なUFO探求者は、いわゆるUFO目撃の少なくとも90パーセントは完全にノーマルな説明が可能だということを認める。そして彼らはビームに吸い上げられて宇宙船に連れていかれたと称する人たちのために割く時間を持ち合わせてはいない。

(『UFOコンタクト』1990年1号:加藤整弘訳)

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