都皇后様が引用された詩の作者は、
優れたRV能力者
UP : 2002.09.07
 今回は少し趣を変えて、最近起きたある感銘深い出来事をお伝えしたいと思います。

 9月29日にスイスのバーゼルで開かれた、国際児童図書評議会(IBBY)の創立50周年記念大会で、皇后様が大会名誉総裁として、なめらかな英語でスピーチをされた映像がニュースで流れました。翌日の新聞にその全文が掲載されていたのを私の家内が読んでいて、そこで朗読された「頬」という詩の一節に痛く感動し、作者の本が読みたいと言い出しました。竹内てるよという名前を聞いて、それはかつて私が編集した本の中にあるかも知れないと思いました。翌日から、当社の電話が鳴りっぱなしになりました。
 まさしくその本の最初に出てくる詩が、「頬」でした。

「生まれて何も知らぬ わが子の頬に 母よ 絶望の涙を落とすな .....」

 皇后様は、子育てをしていたころの忘れられない詩として紹介されたものです。この詩が生まれた背景となる壮絶な作者の人生がこの本から分かります。

 初版は昭和53年8月に出て、その後だいぶ版を重ねましたが、10年ほど前に品切れとなったままでした。当時詩集は何冊か出ていたようですが、深い精神的体験に及んだ本は、弊社のシリーズだけだったようです。非常に特異な人生を歩まれたことから、他社からは出版できなかったのでしょう。この本が出た後二冊目に挑戦されていた頃、よく会社に訪ねて来られ、私が車で案内させていただいたことを思い出します。
 隣の席に座られいろんなことをお話になるのですが、私がいまでも印象に残っているのは、70代でおられながら20歳くらいの娘さんと話をしているような感じなのです。それでいて、大きなダルマさんか観音様みたいな存在感があるのです。具体的に表現するのは難しいですが、非常に魅力的な人でした。今でもお会いしたいと思いますが、昨年亡くなられたことが新聞で報道されていました。それまでは来ていた沢山のファンレターを、その度に身を寄せておられた新潟の知人のお宅へ回送したものです。もう96歳ということですから、使命を果たされ、そこから天国に行かれたのでしょう。

 今回の復刻は、皇后様が飢餓内乱地帯の恵まれない子供たちへの、福祉を祈念して講演されたその御意志に沿って、引用された詩の作者の生き方を伝えるために修正を加えず、活版の版をそのまま印刷することにしました。多少不適切な表現や文字の擦れがありますが、著者の思いをそのまま表現したものとして、了承願いたいと思います。

 この詩が生まれた背景の中に、著者自身が生まれながらにして卓越した透視能力者であったことがこの本の主題でしたが、以上のようないきさつでの復刻になったので、タイトルを以下のように改題して発行いたします。

『わが子の頬に』ー魂の詩人・竹内てるよ の生涯ー

 事故の予知や死の予兆、資源探査、先祖の因縁など、現在のリモート・ビューイング能力者としても、非常に高く評価されるべき人と言えるでしょう。それ以上に感銘を与えるのは、彼女の人生経験とともに、人間が戦争や犯罪を犯した場合どのような影響が残るのか、また誰もが過去の歴史の過酷な状況で死んでいった人たちの影響を受けているかを透視した内容でしょう。
 皇后様が、戦乱の中にある国の子供たちへの福祉を訴える上でこの詩を引用された背後には、それを見据えた能力者が魂の叫びとして詠った詩であったということがあるからではないでしょうか。
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