マトリックスの網を見破る難しさ
UP : 2003.06.09
 今年は、約6万年ぶりといわれるほど火星が地球に接近するといいます。最接近は8月27日で、距離は5,576万kmだそうです。この時期に合わせ、日米欧の火星探査機が、今年末から来年初頭にかけ次々と到着します。
  欧州宇宙機関のマーズ・エクスプレスは、12月25日に火星の周回軌道に乗ります。そこから小型着陸探査機ビーグル2を着陸させ、地表下の物質を採取し、生命の痕跡を調べるといいます。
米国は来年1月に2機の探査機を着陸させ、地表を動き回る2機のローバーを使って水の存在を探る予定とのことです。
 日本も初の火星探査機「のぞみ」を今年の12月半ばに火星周回軌道に乗せ、大気の観測などをする予定だそうです。

 しかし、果たしてこれらの惑星探査によって、火星の実態が本当に解明され、発表されるのでしょうか?
  かつて野辺山の国立電波天文台で、惑星探査機の電波を受信した時、テレビニュースに写っていたオペレーター室の全員が米国の研究者だったことを思い出します。
  また、月面のUFO現象を分析していたバージニア州ラングレーのNASA(米国航空宇宙局)施設には、不思議なことに世界中の科学者がいたという証言があります。情報は世界的に共有されていながら、それらは一切発表されていないのです。

 世界各地の天体望遠鏡による観測では、火星には季節による表面の色の変化が見られ、植物生育の可能性が濃厚だとされていました。また極冠の融解による水の流れにそって、幾何学的な暗線があり、運河だと考えられたりもしました。
  月に関しても、望遠鏡で見ていた研究者の多くが太陽光による気温の上昇に伴う色の変化などを観測し、植物の存在が暗示されていましたし、発光現象とかドームや橋といった地形の急速な変化が見られ「人工的な痕跡ではないか?」と言われていました。

 これがいつの頃か宇宙開発が始まると共に、地球以外の天体には生物の存在が一切否定されるようになり「地球こそが太陽熱をうまく吸収し、生物存在に適した距離にある唯一の惑星だ」という常識が定着してしまいました。
けれども、天下玉条の宇宙開発情報として発表されるそのデータ類には、多くのほころびがあることが発覚してきています。

 初めて火星着陸に成功した、アメリカの探査船バイキング1号が発表したパノラマ写真は、初め公表した空の青さが後にピンク色とか褐色に修正されてしまいました。(『あなたの学んだ太陽系情報は間違っている』たま出版刊参照)
  その時NASAの記者会見場にいた人は「青い空には鳥が飛んでいたのを見た」と言っています。これについては、当社で11月出版予定の『WHO IS ニラサワ(地球にいた宇宙人の証拠資料付)』(仮題)に収録予定です。

 月については、アポロ月着陸の映像自体が疑われているような状態で「何のためにそんなことをしたのか?」ということが問題になって来ています。
  すでに、CSETI(地球外知的生命体研究センター)によるワシントンのナショナル・プレスセンターでの記者会見で明らかになっているように「月の表面には多くの人工的な建造物が、探査機によって撮影されていた」ということが、NASA関係者の証言にあります。

 地球のすぐ隣の天体についてさえ、基本的な情報についてこのような未解明の状態にあるのですから、金星についてはもっと謎だらけです。これまですでに20機以上の探査機が行っているにもかかわらず、発表された地表の写真は10枚もありません。
  データもほとんど公表されていないのに「表面の温度は500度Cで、大気圧は地球の100倍近くあり、硫酸の雨が降っている」というのが定説になっているのです。
  そんな所に降りた探査機が写真を地球に送ってきているのです。エアーコンデションは使えませんし、まず何分もしないうちに半導体を使っているコンピュータ類は熱のためにダウンするはずなのに、作業をしています。これをどう説明すればいいのでしょう?

 「金星人が地球に来ている」というと、何とか学会の人のように「とんでもない」という感覚が出てくるのは、まさに、この地球に張り巡らされたマトリックスの網のような、洗脳の中に埋没しているからでしょう。「マトリックス」という映画シリーズのように、何が本当の世界なのかわからなくなってしまうのと同じく、現在の私たちは、真実の世界から閉ざされていると言っていいでしょう。多くの網が完璧に仕掛けられていて、たとえ本当の話を聞いても耳を閉ざし、認識することもできない「地球カルト人」になっているのです。

 一方マトリックスの網をかいくぐるために、性急にチャネリングに飛びつくのも問題があります。どちらかといえば、それらは聞き流すくらいがいいのではないでしょうか。テレビ番組と同じで、さまざまなものが出てきますが、最後は自分の判断になってきます。現象は距離と時間に支配されていますから、まず近くのものから処理しなければなりません。チャネリングにごまかされないようにしないと、またマトリックスの中に戻されてしまいます。

 近くの国に困った人がいて、日本もその影響を受けようとしています。
 今まであまり知られていませんでしたが、問題が起き出したことで判断を迫られています。実はすでに9年前に、当社から北朝鮮の脱北者の証言集を出していました。「たま出版の刊行物は、いつも出すのが10年早い」と言われていまして、この本もそうでした。
  当時、編集者は身の危険を感じながらこの本を作ったものでした。しかし今日「この国の実像を知るためには必須の本だ」という評価をいただき、今週復刻することになりました。
  すでに一分大型書店でパイロット販売を開始していますので、見かけられたら一度手にとって見てください。書名は『金正日・独裁国家の正体』です。「元側近高官が暴露した独裁の真実??北朝鮮極秘情報のすべては、この本から始まった」と帯にうたっています。
  金日成が亡くなり、正日に主権が移行するとき、改革開放に舵取りしようとした日成の遺言が無視されてから、問題が増大して行きました。

  6月8日の日高レポート(東京12ch)では、グアム島に集結する米軍の司令官を取材していましたが、対話路線を優先するにしても、最終的には、先制攻撃による金正日体制の打倒になると、結論していました。現在、在韓米軍を引き上げ、米軍の被害を最小限にすると共に、グアムからの攻撃体勢を構築しているようです。これは当書復刻が決まったときに、入手した情報と一致します。
 横田基地に離発着する戦闘機を見ている人の話では、最近の編隊の組み方が普段と違うとか、機関砲の安全装置をはずして訓練しているということです。

 個人や家庭もそうですが、ひとつの国・ひとつの星の運命も、いずれそこに住む人たちの判断が結果を導きますから、はっきりとした実態を認識して決断していかなければならないということになります。
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