大晦日紅白裏番のバトル
UP : 2003.12.25
 早いもので、年末がやってきました。地上波テレビも影が薄くなってきましたが、まだまだ多くの人が見ているようですので、期待したいものです。

年末といえば、大晦日の紅白。「お化け番組」と言われた驚異の視聴率を崩すことができるかどうか...それに対抗できるのがこれだとかで、4chが猪木の「格闘技」、6chでは曙とボブサップの「K1」、8chは「プロレス男祭り」と並びます。
ナンデ民放3局がこうなるの?と言いたくなってしまいます。

そしてようやく10chでは、第4回「ビートたけしの世界はこうしてダマされた !?」です。それでもやはり「嵐の大ゲンカ超常現象最終決戦 !!」と、バトルめかします。サブタイトルで「カルチャー・ショック」とうたっている部分には、私の発言が入っていると言っていいでしょう。もう4年めになりますが、あきらめずにご覧下さい。
12月31日・ 午後9時から11時半までです。

昨年はなんともみすぼらしく退散しましたが、今年は少しはマシでしょう。昨年の「この世のものとも思えないもの」は、どうもマジシャンが使うものらしく、あの西域の喫茶店のマスターは、某有名私立大学マジシャンクラブ部長の経歴を持つと聞きますが、そのへんはっきりして欲しいものです。そういう意味では、みんなこうしてダマされたと大いに暴くべきです。

 今年も番組の大半に関わっていますが、コメントが出るのは「アポロ月面映像」のところくらいでしょうか。「ニラサワ&大槻バトル」は最後で、11時過ぎくらいでしょう。ですから、私が顔を出すのは最初と最後ということになるかもしれません。「プロレス」と「歌」に飽きた人は、全部ご覧頂けるのではないかと思います。

 さて、内容紹介をしている番組情報誌の、年末年始特集号の中には、間違った情報を流しているものもあるようですので、ここで改めて順を追ってみましょう。一番正確なのは『TVガイド』でした。

 まず最初は「アポロ有人月着陸映像の疑惑」です。これは一時期、プロカメラマンなどが、公開されている月面映像の不審点を告発したことがあったり、映画「2001年宇宙の旅」のスタンリー・キューブリック監督の死に関する怪情報などが流れたからだと思われます。
 番組で取り上げられている映像は、今年フランスで製作されたテレビ番組の一部です。そうそうたる面々が登場するので、迫真力に富んだ映像展開ですが、最後におちゃらけてしまいます。これは明らかに情報操作の一環だと言えます。アポロ月着陸映像の疑惑に対して、真実の解明を求める大衆の関心が高まっている中、そのテーマを真剣に取り上げる「ふり」をした後、その追及の意欲を損うかのように「お笑い草」で締めくくるという筋立てなのです。

 このような流れが当局の要請で作られている証拠として、登場人物が現実の有力者であるということを指摘しなければなりません。欧米人がジョーク好きだとしても、これほどの人達が協力しているということは「意図的なもの」であると言わざるを得ないでしょう。どんな人達が出てくるかは番組を見てのお楽しみです。
 裏を返せば、やはり月面の宇宙開発映像が多くの疑惑の中にあるということです。まさしく世界はこのようにしてダマされているのでしょう。

 次は「透視能力少女」の登場です。実際のところ、このようなSRVの延長線上にある子供たちの出現は非常に多くあるのですが、その検証には今後のテレビ放送を含め、慎重さを要する問題です。このテーマについては、たま出版でも今後取り上げていく予定です。

 続いて、宇宙開発問題に関して「旧ソビエト最初の宇宙飛行士ガガーリンが、実は宇宙飛行士第1号ではなかった」という内容です。これも海外のテレビ番組の一つなのですが、私が聞いているところによれば、有人月飛行の第1号はアメリカのアポロ11号ではなく、旧ソビエトがそれ以前に実施していたと言われ、その飛行は失敗に終わりましたが、どうやら月の近くで巨大なUFOに救助されたらしく、その状況が最後の無線通信の中に残されていたという情報があります。今回の番組ではそこまでの追及はしていません。
 結局このことで、ロシアも宇宙人の存在を明確に認識したことでしょう。現在行われている世界中の宇宙開発は、世界の国々の関係の基盤に国際法があるのと同じように、宇宙に関しての法律である「宇宙法」というものによって行われています。この法律の根幹は、地球外知的生命体との関係に基いて作られているということはあまり知られていません。

 次に、当コラムのバックナンバーにもある「日本航空のジャンボ貨物機UFO遭遇事件」です。番組は、この飛行機のパイロットであった寺内機長へのインタビューテープを使って進むはずです。『ニラサワさん。』にも記していますが、事件の17年後の情報公開証言で発表されたように、この事件のレーダー記録をアメリカの連邦航空局が所持していた、ということにも触れられるはずです。

 その次は、以前カリブ海沿岸地域で目撃された「チュパカブラの骨がアメリカで発見された」という事件です。これについては現地までロケに行ったほど力を入れていましたが、まあ大衆路線のテーマではあるのでしょう。

 そして最後はお待ちかねの「ニラサワ&大槻バトル」ということになります。
今回は、お互いが立っている場所から降りて、相手の方に行けないようにということで、なんだかずいぶん高いピラミッドの頂上にいるようなセットが作られまして、その柵から出られないようになっていました。確かに毎年論争が激しくなってくると、相手が立っている場所に手を出していたかもしれません。

 しかし今年はひときわ論議が伯仲し、私も何を話したのが記憶が定かでないような状況にあったようで、話し相手は大槻先生だけではなく、ゲストのタレントの皆さんからの様々な質問に答えていたように思います。どの部分がオンエアされるのかわかりませんので、記憶をたどってしゃべったことを列記してみましょう。

◎ 『ニラサワさん。』という本の中にある「宇宙人と地球人はほとんど同じ肉体であるが、心が大きく違う」というのはどういう意味か。

◎ 宇宙人がたくさん地球に来ていて、その中には不法入国者と平和部隊とがあるというが、どういう風にして入って来ているのか。

◎ 宇宙人の住民票について。

◎ ハリウッドの映画スターの中にいた宇宙人について。

 その他いろいろありましたが、私がどのように答えているかは、放送を見てのお楽しみとしましょう。私も記憶がはっきりしませんし、どの部分が採用されるか分かりませんから。とにかく盛り上がったことは確かで、たけしさんも「来年も継続したい」と発言していました。

 宇宙人Jについては、目隠しをとった写真を公開しました。

 この年末のテレビ放送でも、また私の出版した著書においても、最も重要な点は、宇宙人というものが「私たちと同じ肉体を持った存在」であリ、文明的にも歴史的にも、一般的に思われているよりも深い関係にあるのだ、ということです。そしてこの問題が、宇宙開発や国際情勢の裏において、非常に大きなウエートを占めているという認識を多くの人が持つようになることなのです。ではそれがどういうことなのかについては、次回に書いてみたいと思います。
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